北野グランデ事務所では、これまで個別の依頼や相談に基づいて台湾や中国、ベトナムなど主にアジアでのビジネスの支援を行ってきました。(逆に海外の方が日本国内で事業を始めるお手伝いも行ってきました。)

 いま、多くの皆様が海外の会社との取引や海外での事業展開について非常の高い関心をもっていることを感じています。

 私たちの事務所の理念は、企業や個人がその活動によって未知の領域を切り開き、新たな価値を創出することをサポートすることにあります。

 そのため、海外との取引や海外進出支援についてより一層の強化を図りたいと考えていました。

 ただし、今は弁護士2名の小規模事務所のため、どこまで対応できるかということについて悩んでいました。

 しかし、これだけ需要があるのに避けて通ることはできないと思うようになってきました。 

 また、これまでやってきた支援でご依頼者の方とともに、コンサルタント、法律事務所、会計事務所、政府機関関係者、国際機関関係者などたくさんの方と一緒にやってきた達成感も忘れることができません。

 そこで、この度一念発起し、海外進出支援を本格的に開始する準備を進めております。

 大手事務所に比べると規模の点などまだまだと思われる点も多々あると思います。

 しかし、当事務所にしかできない支援を実現していきたと思っています。

 当面は台湾、上海、ベトナムから支援体制を強化し、その範囲を広げていきたいと思っています。

 詳細については、今後このブログでもお伝えしていきたいと考えています。

 今回は先日台湾に行ってきましたので、その様子を報告します。

 

台湾の魅力

 今回は台湾を紹介するので、まず台湾の魅力についてお伝えします。 

 台湾は昔から日系企業が進出している場所です。

 今更と思われるかもしれませんが、一周回って今また台湾がホットです。

 

 台湾自体は昔から日系企業はかなり進出してきました。

 しかし、台湾への投資も一段落つき、かつて日系企業の駐在員で溢れていた林森北路の飲み屋街は結構さびれてきています。

 実際に電子部品や半導体などの製造業への投資額は縮小しているようにも感じます。

 ただし、それでも台湾は電子部品や半導体製造の最先端なのでまだまだ重要です。

 しかし、それ以上に今ホットなのが飲食業や小売業、サービス業です。

 いま台湾の街を歩くと、日本の飲食店がかなり進出して、台湾にいることを忘れそうになるくらいです。

 もともと親日の国あることに加え、日本人の感性に近く、現地向けローカライズがあまり必要なく受け入れられる点で、とくに飲食、小売り、サービス業が熱く、中小の企業の進出が目立ちます。

 特に地方企業の台湾進出が目立ち、それに伴い日本の地方銀行も現地に支店を出し始めています。

 詳細については改めて紹介する機会を持ちたいと思っていますが、台湾は非常にビジネスチャンスにあふれています。

 私たちの事務所は常にチャンレンジしています。

 ぜひ一緒にチャレンジできる日をお待ちしております。

 

 さて、今回は、先日台湾(台北市)に行ってきたので、その様子をご紹介します。

 

台湾滞在記(前編)

 

 台湾の桃園空港につきました。

 

日本からは飛行機で3時間くらいです。

 

    

 地図をみて頂くと分かりますが、石垣島の少し先という立地です。

 非常に近いというのも海外進出上非常に重要な要素となります。

 

台湾の街並み

 今回は空港から滞在先までバスで移動しました。

 

 

台湾の街並みを眺めます。

 

 

 「臭臭鍋」のお店を発見。

 気になりますが、素通りします。

 

 そして滞在先に着きます。

 滞在先でデスクワークをしながら台北の街を眺めます。

 

 別の窓からも街並みを眺めます。

 

 一つ、とんでもなく高いビルが見えます。

 あのビルをご存知ですか?

 あれは、台北でホットなスポットである「台湾101」というビルです。

 

台湾101

 このビルは地下5階・地上101階の超高層ビルです。高さは509.2mです。

 2004年に熊谷組を中心とする日系JVによって作られ、2007年までは世界一の超高層建物でした。

 せっかくなので101まで歩いて行ってみることにしました。

 

 しかし、近づいても近づいても辿り着くことができません。

 村上春樹の『回転木馬のデッド・ヒート』という短編小説を思い出しました。

 <誰にも抜かれなし、誰も抜けない。どこにも辿り着かないし、同じところを回っているだけ・・・>

 という感じでした。 

 目算が甘かったことを認めざるを得ません。

 

 

 だいぶ近づいてきました。

 突出しすぎているため違和感があるのか無いのかもはや分からないくらいの存在感です。

 

 

 しかし、ようやく到着しました。

 

 そして見上げます。

  

 せっかくなので登ってみます。

 これだけの高さがあると上まで上がるのに時間がかかると思われるところですが、

 東芝製のエレベーターは時速約60キロメートルもの速度で移動するため38秒くらいで最上階付近まで付きます。

 89階に展望台があります。

 

 恐ろしい絶景です。

 これは91階にある屋外展望台からの眺めです。

 屋外展望台は開放されている時と天候などの理由で開放されていないときがあり、この時は幸運なことに開放されていました。上の写真はガラス超しの風景ではなく、風を感じながら直接眼下に広がった風景です。

 これが、台北市です。

 <後編に続きます>

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